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閲覧者の求めているものを考える


郵便番号が7桁になって、郵便番号さえわかれば町名まで言ったのと同じことになるのはかなり便利なのでしょう。しかし、町名ごとに郵便番号が違っているので、メモしてなければいちいち調べなければなりません。郵便番号検索は、やはり番号発行元郵便局に訊ねるのが一番です。

というわけで、開いてみるのです。

郵便番号検索

知りたいのは、町名に対応する郵便番号です。でも、町名をクリックしないと郵便番号が表示できないのです。この表に郵便番号が表示されていれば、これ以上クリックしなくていいのに。これ以上ページ遷移しなくていいのに。

一般的に、商業的なウェブサイトを作る上で、滞在時間と閲覧ページ数が増えると良いという言い方をすることがあります。でも、それはコンバージョンがどこにあるかによって変わってきて、郵便番号検索においてはコンバージョンもクソもなく、目的の表示がさらりと素早く表示されることが求められます。詳しい解説とか関連商品とかがあっても、それはスルーされがちです。

改修するのは、そのシステムが巨大になればなるほど困難で、失敗した時の影響範囲が拡大してしまいます。なので、ただ表示するだけだと言っても一朝一夕にできる改修ではないことでしょう。しかし、順次でもいいので、無駄な滞在時間稼ぎは改めてもらいたい課題の一つに思います。


Posted in ウェブ関連
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