本日平成29年7月13日は丑の日ですので、気になるポスターを紹介しましょう。
すでに、「土用」なんて隅っこに目立たなく押しやられている惨状。土用がどうでもいいなら、12日ごとに来る丑の日ごとにうなぎを売ればよろしいのではなかろうか。
だいたい二の丑はどこに消えちゃったのさ? 商業界によって定められた「大量消費の日」は、作り置きされたろくでもないものなのではないかと心配ですので、流通系を利用したければ土用の丑の日の前の週か次の週が、よりおいしいものを適正な価格でいただけるのではないかと想像します。
この頃、同じ日に同じ物を消費しろとか、同じ日に同じ場所にでかけて同じことをしろという、企業からのメッセージが強く、考えることを社会的に禁じられている消費者はそれらに完璧に靡きすぎに感じます。
提供する流通業界も、どうせ過剰に用意するのでしょうし、そこに応える商社は売上げが上がればあとのことはゴミが増えようと漁獲高が減ろうと絶滅しようと知ったことではないことです。しかし、それでいいでしょうか?
平賀源内さんの名キャッチコピーは殿堂入して誰も使わなくなればいいのにな、と思いました。(使えなくなればいい、とは言わない)