失礼クリエイターの皆様のご尽力により、喪中はがきは色彩の無いものじゃなきゃだめで、喪中はがきを受け取ったら「あけましておめでとう」だけ禁句となるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。結婚も合格も誕生日も祝えるのにお正月だけ祝うことを禁じる習慣に疑問しかもっていないピエールです。
死を一元的に悪いものとする神道の考え方ばかりが優先され、生の世から解脱して生まれ変わる仏教の考え方はほぼ無視。なのに、なぜか葬儀は仏教式が好まれる不思議の国。ニッポン。
まわりと同じであることが重要で表現の自由は認めない国。それがニッポンです。
そんなのばかばかしいとばかりに、ときどき「もっと明るい逝去の報告はできないのか」という相談を受け付けております。
生前活躍した場所や職業・趣味などが一目でわかるようなレイアウトで故人をしのんでいただくというのも供養なのではないか。そもそも供養とはその人を忘れないでいることなのではないか。そのように思うのです。