【エイプリルフール用のネタです】
黄色いバイクを購入したはずなのに下半分後ろ半分が真っ黒で黄色成分が不足しているのではないか!
ということで、不足気味な黄色分を追加するためにカッティングシートで無地のデカールを作ってみました。広い意味ではデカールですが、正しくはステッカーというか……要するにカッティングシート。
今回は、SUZUKI V-Strom 650 XT (2022) の車体の一部にイエロー増し増しにするカッティングシートを製作してみます。うまくいけば販売したいね。
カッティングシート製作・施工
フォトPでは、店舗や車体などのカッティングシートの製作等を承ります。
0. シートを用意
この車体の色は「チャンピオンイエローno2」と呼ばれ、一般的に想像される黄色よりも青っぽいというか、要するにレモンイエローぽい。補修用塗料も手に入るが、塗装はマスキングしたり乾かしたり大がかりになるし、リセールバリューがなんたらと責められることがあるので、カッティングシートでできないものかと考えたのが始まりです。
考えてもわからないので、勢い任せにレモンイエローのシートを購入したら、ちょっと車体よりも赤味がかってはいるものの概ね近似色でした。販売が前提なら、いろいろサンプルを取寄せて検討すべき事項ですが、試作なので勢いが重要ʬʬʬ
1. 型取り
撮った写真から起こそうかとも思いましたが無理そう。貼りたい部分に大きめに養生テープを貼り、貼りたい形に線を引き、スキャナーで取り込み。
画像アプリで線を引いて、紙にプリントアウトして、鋏でちょきちょき。
それを車体に当ててみて、修正。
……を何度か繰り返してだいたいの形を作りました。
2. カッティングシート出力
紙は伸縮しないので凹凸に合っているかどうかわからない。だからカッティングシート現物を切り出して試作しました。
そんなにすんなりいくわけないよ!
なお、この時点でシートの黄色の色味が車体よりちょっと赤っぽいことがまた気になり出しますが、黒いパーツに貼り付けたら少し黒が透けて青味がかり、結果的にとてもよい色になりました。
3. 試作シートを実際に貼ってみる
だいぶズレていることを織り込み済みで貼り始めているので、形や角度がうまく合っていないところがかなりあります。一度貼ってから修正の線を引き、また剥がしてデータを修正
4. 完成
修正しませんでした。
売り物ならば不完全な形で消費者は混乱することでしょう。でも、とくに販売する予定は無いし、近くに寄ってじーっと見ればあれもこれもズレているのが見えたとして、誰がそんな見方をするのでしょうか? なんとなくきれいに貼れちゃったし、自分用なのでこれでよし。
後から不満が出てきたら、その時に修正したらいいじゃないですか。パッと見てわかるヒトがいるとしたら、それはデカールの型取り屋さん!
満足した
半日でここまでできたら自分としては及第点。あと1日かければあれやこれや修正して販売できるかもしれないけど……力尽きましたのでこれで完成とします。
デカールって購入すると高額なんですよ! 3万円とか4万円とか。需要が無いとはいえそりゃないよ、と思ったりもしますが、実際に作ってみると販売するよりロスの方が多いんじゃないかという雰囲気を感じました。実際に、これを売ってくれと言われたら、価格については悩みに悩んで結局高額になりそうです。
店舗のロゴタイプをツルッと出力するのとは、訳がちがいすぎました!
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