Googleが開発を進めているフォントNotoは、現存する文字をすべてに対応しているとするUnicodeすべてを登録したと豪語していた。これについて、日本ではすでに人名か蕎麦屋の看板くらいにしか用いられなくなった変体仮名にも対応が完了したという。
窓の杜が報じた。
フォトPとしては、ひとつには人名を扱うことがあり、その人名をどう扱うか相手方と協議することになる。でも対応する「便利な」フォントがあれば変体仮名の使用可能性も大きくなる。
もうひとつは、碑文をコピーしていたりする。石碑に残るのは旧仮名遣いだけでなくまれに旧字や異体字に混じって変体仮名もある。これについては、できるだけ原文のままコピーしたいのだが、異体字が独自に異体すぎて対応できない字も少なくない。そして変体仮名についてはどうしようかいつも悩む所ではある。
今までも、変体仮名に対応したフォントはある。とはいえ、対応するフォントが増えることはまことに歓迎すべきことなので、他のフォントも頑張っていただきたいと他力本願的に空を見上げるのである。
なお、サンセリフとかセリフとか、書体に合ったデザインに発展するとなお良くなるのではないかと思うのです。
嘘は書かないでほしい!
単純な過ちではあると思うが「現在でも蕎麦屋の看板などで目にすることがある「きそば」(上)。下は「しるこ」」はすべてを台無しにするパワーがある。
- 上は「生そは」
- 下は「しるご」
になっているので鵜呑みにしないよう。
記事は訂正もせずにしれーっと画像を差し替えた。メディアとしての信頼とは。
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