家族や親しい間柄の方が逝去した時に差し出す喪中ハガキ。「喪中ですから新年のあいさつを省略しますが、来年も変わらぬおつきあいを頼みます」という挨拶状です。
遺影を入れて故人を偲びましょう
黒リボンをかけた額縁に入れるだけが遺影ではないのです。また、挨拶状ですから弱り切った写真を使うこともなく、元気だったときの写真の方が感じがいいかと思います。
葬儀に参列していただくことなく、故人を偲ぶ機会も与えないまま、ただたんに年始のあいさつをしませんよと言うだけではいかにも事務的でドライすぎです。どうせそのようなスタイルになってしまうのでしたら、故人がどのくらい素敵な人物であったのかを紹介できる写真を使うのはいかがでしょうか。
趣味や特技などがあれば、そのシーンを切り取った写真をお使いになるといいと思いますし、ご家族みなさんで写ったものがあれば、説明せずとも近況報告になってよろしいかと思います。
写真は故人にこだわることもない
死んだヒトの写真なんか縁起が悪いから貰いたくない、という意見もあるようです。死んだヒトの写真入りはがきをもらっても捨てるに困ると言うヒトもおられるでしょう(生きているヒトのやつは遠慮無く捨てていますが)。
そういうところに配慮したり、故人の奇跡の一枚が見当たらなかったり。実際に「今後ともよろしくおつきあい」するのは生きている人たちなのですから、「わたくし」の近況を知らせ、相手に心配させない内容にするのもよろしいかと思います。
その辺を折衷した、故人と一緒に撮った家族写真をお使いになるケースが多いようにも思います。「わたしの◎◎が亡くなりまして……」と言っても、わたしの◎◎を知らなければただの他人と同じことです。
【料金例】
デザイン代金+印刷代金+送料 が基本です。
他に宛名印刷や用紙変更、特色使用等については個別のご相談ください。
郵便ハガキ
- はがき代金×枚数分も含まれます
- 12-52枚 17,000-
- 53-100枚 22,000-
- 101-148枚 25,000-
- 149-200枚 30,000-
(参考)
- 各辺5mmは印刷できず白フチ付きます
- 宛名印刷は別に受け付けますので併せてご相談ください
私製ハガキ
- 郵便切手を別途ご用意ください
- 10-30枚 11,000-
- 31-100枚 16,000-
- 101-200枚 20,000-
(参考)
- マットコート紙に縁までいっぱいにプリント可能
- 宛名印刷は別に受け付けますので併せてご相談ください
データでもどうぞ
プリント用データでのお渡しも可能です。ハガキサイズをプリントするのに適切なサイズに調整いたします。
9,000-
(参考)
- RGB
- 1378×2039px 程度
- JPEGファイル
(個別にご相談ください)
詳細については必ずお問い合わせください
この頃は年始の挨拶省略の挨拶だけでなく、死亡の通知そのものを喪中はがきで済ませるというスタイルも一般化してきています。亡くなった時も、葬儀等の告知も、何も送ることなく、いきなり喪中である宣言をするタイプです。
遺族にとって親しいはずの祖父母や配偶者などは、報せを受ける側としては知らない他人でしかないことが多いです。葬儀に参列していただければまだ知る機会もあります。そうでもない場合、たんに死を報せるだけでなく、自分達にとってどんな人物だったのかということを何気なく織り込むと良いでしょう。